こんにちは。
今日は、美浜町魅力をご紹介したいと思います。
みなさま、『灯台サブレ』をご存知でしょうか?
『灯台サブレ』とは、美浜町の観光名所となっている野間灯台をイメージして作られたご当地クッキーです。
こちらは、内海へ向かう国道を真っすぐ行くと海沿いに出てくる食と健康の館で販売されています。
灯台の形をしたプレーンと、そこにハートの付いたものの2種類あり、サイズも大きめでボリューム満点です。
近々、美浜っこみかんをイメージされ、可愛い形をした『みかんサブレ』も新しく販売されるそうです。
このクッキーを考案し、作られているのが美浜町小野浦の山の中に建つ、
「望水荘」という旅館を経営されている石黒さんご夫婦です。
今回はそちらのご夫婦にお話を伺いました。
まずこのクッキーを作るきっかけについて伺いました。
地元への思い入れがある石黒さんご夫婦ですが、来年の3月で建立100年になる地元の観光名所である野間灯台を記念して何かできないかと思ったときに、小野浦は観光地だけど小野浦ならではのお土産がないことに気づきました。
そこで小野浦に来たらコレ!という定番のお土産になってほしいと願い、地元を盛り上げる意味も込めてこの『灯台サブレ』を考案したそうです。
パッケージには、美浜町のゆるキャラ「のまっキー」と、海への関心を高めることを目的とした「恋する灯台プロジェクト」のロゴを入れて美浜町の魅力がたくさん詰めて作られていました。
そして『灯台サブレ』に加え、もう一つ思うことがあった石黒さん。
知多半島は魚がよく採れて美味しいのに、地元のお店に魚っ気がないことを少し寂しく思っていたそうです。
多くは知られていませんが、年間を通して美浜では『鯛』の魚がどの季節も多く採れて有名だそうです。
この鯛を食べてもらうには・・・
「重い荷物を持って道を歩くお年寄りの方には栄養もあって簡単で日持ちするものがいいかな?」
「仕事をして帰る主婦の晩御飯の助けになったら喜んでくれるかな?」
「旅行先のお土産に晩御飯のおかずになるものを選ばれる方が増えてきているなぁ・・。」
と、地元目線、観光客目線になり、旅館を経営されている石黒さん夫婦ならではの視点から日々考えておられ、
そこで思いついたのが・・
「この鯛を美浜の塩を使って調理出来ないか?」と思い付いたのが鯛の塩焼きの真空パックです。
真空パックにして保存、賞味期限は2週間、食品検査済!
家に帰って電子レンジで温めてすぐ食べられる手軽さが魅力的です。
真空パック商品には、鯛の他にも河豚の唐揚げ・マゴチの煮魚も作られ販売しています。
毎年、野間の旅館組合の方が地域の小学校に出張して児童に河豚の調理体験教室を行い、地域の魚を知って触れることが出来て地元の子たちにとって貴重な体験となっています。
なかなか地元の人でも地元で採れた魚を食べたことが無い方でも増えてきている中、「うまく伝えてもらうことが出来ないのが残念だ。」と話す石黒さん。
そして「これをきっかけに地元の方にも、美浜や小野浦に来てくれた観光客の方にも知って、伝えてもらえたら嬉しいなぁ。」とも言ってみえます。
この灯台サブレと、地元の魚をギュッと敷き詰めた商品は、石黒さんの想いがたくさん詰まった品物です。
奥様の「美浜町を愛してるTシャツ」にも、とても地元愛が感じられました☻
石黒さん夫婦の想いを聞かせて頂いて、地元の方にしか表現できない魅力をこれからも微力ながら美浜から発信していきます。
《 旅館 望水荘 (ぼうすいそう) 》
愛知県知多郡美浜町大字小野浦字小池38の14
TEL 0569-87-1211
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